何が起きても想定内

|大学受験

共通テストまであと二日となりました。

勉強も最後の確認といったところかと思いますが、受験当日に向けては「何が起きても想定内」という心構えで挑んでください。

 

試験中に最も気を付けなければいけないのは時間配分」です。

すでに各科目の時間配分をそれぞれ設定し、繰り返し練習していると思いますが、何があっても必ず守るようにしてください。

例えば、数学で大問1で詰まって20分もかけてしまったら、時間が足りずに全体の得点が大きく下がってしまう恐れがあります。

たまたま大問1が難しく、後の問題はカンタン、なんてこともあるのです。

ところが「8割は取る」とか意気込んでいる人ほど、「完璧に解かなきゃ・・・」とか思ってしまい、陥りやすいのがこの罠です。

分からない問題は勇気をもって飛ばしましょう。

目標点はあくまでも目標でしかありません。分からない問題が出ることも想定しておきましょう。

 

試験の間の時間で意識してほしいのは「切り替え」です。

また数学で例えますが、数Ⅰ・Aで思ったような得点が取れず、しまった挽回しなければと焦って数Ⅱ・Bへ挑み、こちらもボロボロなんて話はよく聞きます。

たまたま数Ⅰ・Aが難しい年なのかもしれません。みんなできなかった可能性もあるのに、必要以上に気にして次の科目以降に引きずってはいけません。

終わった科目は絶対に戻せない。だから振り返らない。

「どうせみんなもできてへんわ」くらいの気持ちで切り替えて次の科目を受けましょう。

共通テストは間の休憩時間がけっこうありますので、メンタルを整える時間は十分にあります。

 

当然ながら「持ち物」や「体調管理」といったことも実力のうちです。

ここまでくれば、あとは元気に受けるだけです。とはいえ、ラスト一日もしっかり勉強しましょう。

そこまで気負うことはありませんよ。