過去問の話

|大学受験

当塾では高校受験に向けた特別講座を行い、過去問を演習する時間をとっています。

何故過去問を解くのか?

当たり前ですが、どのような問題が出ているのかを知るためです。そして、それを踏まえて本番のシミュレーションをするためです。

 

過去問を問題集と同じように解く人がいますが、それは普通の問題集で出来ることです。

「どういった問題が出ているのか」「どの順番で解けば良さそうか」「時間はどのくらいの配分にすればよいか」

これらのことを考えながら、本番と同じ時間を計って解いてこそ、過去問の効果がでます。

部活動で言えば「練習試合」です。

どれだけ練習しても、試合では練習とは異なり臨機応変に対応する必要が出てきます。

そのトレーニングができるのが「過去問演習」や「模試」です。

一人で解いていると、どうしても雰囲気が出ずらいこともあるので、当塾では模試も含めて10回分くらいは練習をすることにしています。

 

あとは第二志望となる私立の過去問ですが、こちらも購入して解いておいた方が断然良いです。

時々「第二志望だし、いいかな」といった人がいますが、どんな問題が出るのか分からずに試験に挑むのは非常に危険です。

2千円くらいのことなので、きちんと解説の載った過去問を買って数年分は解いてください。

 

高校生は、二次試験の国立や私立大の過去問を解く時期になりました。

さすがに受ける大学は決まっていると思いますので、コチラも同様に時間配分を考えながら解きましょう。

 

もっとも、高校受験にしろ大学受験にしろ、上記の内容は過去問を解ける学力が無ければできない話ではあります。

中1中2の皆さんは、まず目の前の定期テストで高得点を取ることを目標のに日々の勉強を頑張ってください。それによって二年後一年後、過去問を解ける実力がついていきます。

高校生の方は「出来るだけ早めに過去問を見ておく」必要があります。

そもそもですが公立高校受験と違い、大学によって問題の形式や難易度が異なります。過去問と自分の今の実力から、自分がやるべき学習内容を考えることができます。そもそも志望校が決まっていなければ出来ない話ですが。。。

 

二月から本格的に受験が始まります。体調には十分に気を付けて頑張りましょう。