理科の問題
|勉強一般
中2の理科は電気分野を学んでいます。
「オームの法則」とか、式が出てくるやつです。
これに関しては式は一つだけで「(電圧)=(抵抗)× (電流)」です。文字で書くと「V=R×I」
学ぶことはほとんどこの式だけ(抵抗の計算とかもあるけど)なのですが、毎年多くの生徒が「オームの法則をつかう回路の問題」に苦戦します。
理由は「正しい解き方をしていないから」。
少し前に数学の図形の問題の話を書きましたが、理科の問題でも答えだけでなく問題に書き込んで解いていく必要があります。
ところが学校で式を習っただけだと、この「問題に書き込みながら解く」ということの重要性に気づきにくいのです。
いやいや、学校でも回路の問題は練習してますよ、って言いたい人もいると思います。確かにしているかもしれません。でも塾で解かせると、いきなり式を書こうとして固まっていたり、まぁほとんどの生徒が始めは出来ていません。
断っておきますが、理科の成績が悪い生徒の話ではありません。評定が4や5の生徒でも見られる話です。
ということで「書き込め書き込め」と言っているのですが、これまた中々身につかないのが実際のところです。(塾では理科の先生がうるさいから多少マシかも)
繰り返し繰り返し演習する中で、「図に書き込むこと」を体が覚えるまで反復する必要があります。
電気分野や化学分野、力学分野などの計算問題が絡む理科の問題は、多くの生徒が苦手で得点率が下がります。
生物分野のように覚えるだけでOKではなく、一定量の演習を「正しいフォームで」繰り返さなければ身につかないからです。
逆に言えば、解けるようになれば他の生徒より頭一つも二つも抜け出すことが出来ます。
期末テストまでに習得してほしいなぁ。