頂は見えているか?
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今週月曜日はサッカー日本代表の親善試合がありました。相手はサッカー王国ブラジル。(塾で授業していたので見れていません)。
結果は1-0で負け。
試合のダイジェストを見ましたが、いや~ブラジルはやっぱり強いですね。結果だけ見れば惜敗になりますが、ニュースにも取り上げられている通り、力の差はかなりありました。
サッカーはあまり分からないのですが、守備は何とかなっても攻撃に転じることが難しい、1対1だと攻めにならない、といったところでしょうか。
日本で一番上手な選手が集まってこれなのですから、王国ブラジル恐るべし。
とは言ったものの、ここ20年30年くらいで日本代表はめちゃくちゃ強くなっています。
今回の試合も負けはしましたが、出ている選手は冷静に最後までワンチャンスを狙っていたように見えました。
以前だとブラジル相手に4-0とか試合が壊れるまでボコボコにされたり、もっと前だと練習試合すら組んでもらえませんでした。
昔は遥か彼方だった存在が、ようやくおぼろげながら遠くに見えてきていると思います。これは一人一人の選手の努力はもちろん、サッカー協会をあげての取り組みの賜物だと思います。「日本サッカーを強くしたい」と真剣に願って、積み重ねてきた結果です。
勉強とスポーツは似ている(というか本質は同じ)と当ブログで何度か言っていますが、学生の皆さんには自分の目指している「頂=ゴール」は見えているでしょうか?
目標・ゴールが分かっていなければ、自分が今どのような状態で、これから何をすればよいか分からないでしょう。勉強に限らず、目標を持っている方が努力しやすいというのはこのためです。
逆に目標がはっきりしていなくても、目の前のことに全力で取り組めていれば自分の立ち位置が分かってきます。そこから「○○高校に行くには、これくらい頑張らないといけないな」とか、ある目標に対する具体的な距離が分かってきます。
「目標なんて分からん」という人は、まず目の前の勉強を全力でやってみてほしいといつも思っています。そこから色々なことが見えてきます。
先のサッカー日本代表は「2050年までにワールドカップで優勝」という目標を掲げています。
ここまで壮大な目標でなくても良いので、何かしら計画を立てて、具体的な努力をコツコツと積み上げる感覚を学生の間に身につけてほしいです。
これは勉強に限らず、人生を自分で切り開く大きな武器になりますから。