受験に向けて
|大学受験
今週は格段に冷え込んで、寒さの厳しい一週間でした。
受験生は特に、体調管理にはくれぐれも気を付けて過ごしてください。
今回は受験生に向けてです。
まず高校へ。
世間はコロナの話ばかりですが、今年は「大学入学共通テスト」が始まる最初の年です。
国公立大を受ける人にとっては第一関門です。※前にも書きましたが私立専願の人は受けなくていいですよ。
傾斜配点が大学によって異なるので「共通テスト対策にどの程度時間を割くか」は人によるのですが、問題形式に慣れておくためにそろそろ演習量を増やした方が良いと思います。過去問や問題集を解く場合、本番と同じように時間を計って、マークシートにマークしながら解いてください。そして、問題用紙にもマークするのを忘れずに。共通テストは自己採点が必要です。とにかく本番と同じように練習すること。
それから私個人の感覚ですが「何点取ろう」というような目標は、あまり意識しすぎない方がいいと思います。
もちろん「このくらいは得点しないと」という目安は各大学にあります。しかし意識しすぎると、例えば前半の科目でイマイチな感触だった時に「挽回しなければ」という意識が、人間どうしても出てきます。終わったことは忘れて目の前のテストに集中すべきなのに、そういった考えが出てきてしまうのは非常に危険です。
得点は問題が簡単なら上がるし、難しければ下がるものです。あくまでも個人的な意見ですが、目標点を意識しすぎないように注意してほしいです。
私立専願の高校生も時間を計って過去問を解きましょう。
どの大学にも傾向があるので「時間配分」と「解く順番」を予めシミュレーションしておきましょう(これは共通テストも同じ)。
次に中学生。
まず過去問ですが、中3の範囲を全て勉強し終えてから解くようにしましょう。
特に数学・理科・社会辺りは、まだ全ての範囲が学校で終わっていないと思います。学校によってはギリギリまで終わらないところもあるので、塾に通っていない人は適宜自習で進めておく方が良いと思います。少なくとも2月頭の私立入試には間に合わせないといけません。
当塾では12月中に全ての範囲を終えます。もう終わっている教科もありますね。1月から過去問を解くので、買っておいてくださいね。
それから志望校ですが、私立も公立もあまり妥協しすぎないこと。「落ちそうに思うから・・・」と志望を下げすぎるのはハッキリ良くないです。
高校進学がゴールではありません。自分が思っているような将来を、高校で描けそうか。そのことが最重要です。
最後にもう一度。
体調管理には気を付けてください。体調を崩すと、元に戻すのに時間を使うことになります。
「体調管理も実力のうち」です。
ラストスパート、頑張りましょう!