落ちないかもしれないけど
|高校受験
今週は高校受験のお話し。
まず初めに言いたいことから言いますと、現段階で志望校を下方修正する必要はありません。
※もちろん中3の今で「オール3」で稲園に合格したいとか、明らかに無理そうな目標は別です。
本ブログに何度も書いていますが、兵庫県の公立高校の入試は「内申点と3月の試験の得点が半々」で得点が換算され、合否が決まります。
内申点は主に中3の1・2学期のものが考慮されます。
現中3生は一学期で内申点は半分くらい決まった感じですが、まだ二学期もありますし、これから学力もまだまだ上がることもあるので、余程無茶な目標でない限り現時点でギリギリに思える目標くらいなら変える必要はありません。
どうも学校の面談で厳しい言葉をかけられて諦める方が多いようですが、「落ちないこと」を優先するのはいかがなものでしょうか。
大切なことは「行きたい学校を受けて合格する」ことのはずです。
また、これも今年何度か書いていますが、昨今の尼崎の公立高校は志願者の変動が年度ごとに激しく、倍率も毎年けっこう変わります。
それらも加味した上で志望校を考慮する必要があり、現段階では何とも言えないところが多くあります。
①入試で換算される内申点はまだ確定していない
②勉強すればまだまだ実力は伸びる可能性がある
③志願者の動向がまだ分からない
以上、3つの理由から現段階で志望校を下方修正する必要はないと断言できます。
もう一つ、生徒の将来を考えると、安易に目標を下げて楽な方向に流れないようにしてほしいと切に願っています。
昨今は少子化ですので、定員割れしている学校もいくらかあり、そこを志願すれば簡単に合格できるかもしれません。
受験に限らず目標など下げればいくらでもありますが、たかだか高校受験で、若いうちから安易に妥協しないでほしいと毎年思っています。
中3生をイメージして書きましたが、中1中2の皆さんは来る受験のイメージはできているでしょうか。
中学までは義務教育で大体みんな同じようですが、高校くらいからそれぞれ違う進路に進みます。
どこの高校に行きたいとか、何がやりたいとか分からないのであれば、まずは目の前にあることを頑張ってみてください。
みんなまだまだ良くなりますよ!