引き分けでOK
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公立中学校の皆さんは期末テストお疲れ様でした。
塾生の皆さんは、テストが返却されたら持ってきてください。
さて、期末テストの振り返りは来週やるとして、来週月曜からいよいよサッカーのワールドカップが始まります。
我らが日本代表の初陣は23日水曜日。ちょうど祝日なので、テストの反省もそこそこに全力で応援しましょう!(このブログはスポーツネタが多いなw)
過去の日本代表の最高成績はグループリーグ突破のベスト16。今回こそはその壁を打ち破ってほしいですね。
以下、サッカーど素人の意見です。
過去大会では、
グループリーグ敗退(岡野最高)⇒ベスト16(日韓共催)⇒グループリーグ敗退(ジーコジャパン)⇒ベスト16(本田△)⇒グループリーグ敗退(ザッケローニ)⇒ベスト16(ロスタイムに決勝失点)
ときているのですが、太字にした「”WC初出場初回以外”でのグループリーグ敗退」となってしまった大会では、ある共通点があったように思います。
これら二つ大会は初戦を落としているのですが、いずれも先制点を取り、試合を有利に進めてはいました。
そこから逆転されてしまった理由の一つに、「引き分けでもOK」という意思統一が足りていなかったことにあるのでは、と観戦していて感じました。
グループリーグは最低でも3試合あるので、初戦は負けさえしなければ厳しくはなりません。それが皮肉にも先制してしまったがために「勝てるかも」という意識も強くなってきて、追い付かれた時のショックが大きく、逆転まで持っていかれたように見えました。
「初戦を引き分け以上で終われるか」「そのために『引き分けOK』という気持ちを試合を通して持てるか」
これがグループリーグ突破のカギになってくると思っています。
というサッカーど素人の意見は置いといて、この「引き分けでもOK」という「大局的な考え方」は入試でも重要です。
テストで「この科目は得意だから〇〇以上は取れる」などと考えすぎると、試験が難化していて目論見通りいかなかったときにパニックになる恐れがあります。
勉強を進めるときでも、「全ての科目を完璧に」とか思い過ぎるとあれもこれも手が付かず、トータルで得点を落としてしまうことにもなります。
スポーツの試合も入試も、相手があってのものです。シミュレーション通りにいくとは限らないことを念頭に置いて、取り組む必要があります。
「今回は難しくなっているな。平均点も下がるだろうし、このくらい書ければいいか。」
「苦手科目は最低でも、自分ができる問題はミスで落とさないようにしよう。」
こういった余裕を持った考え方が、試験当日でのパニックを防ぎます。
受験生は1月から入試対策もしていきますが、まだまだ未習分野もあるのであまり焦らないように。
頑張れ、日本!!!⚽