「夢」と「目標」と「現実」と
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新入生の皆さん。ご入学おめでとうございます。
新中学生も新高校生も新大学生も、4月から新しい生活が始まっていることでしょう。
今回はそんな新生活が始まる皆さんへ向けてのメッセージです。
学生の皆さんは今までに(これからもしばらくは)「夢を持って頑張れ!」とか「目標をもって努力しよう!」とか言われたことがあると思います。新学期は特によく聞くフレーズでしょうか。本や有名人のコメントでも、目にする機会があると思います。
ですが「そんなん言われても夢なんてないし、分からんわ。。。」という人も少なくない(というよりほとんど)と思います。
まず、そんなあなたに一言!「夢なんてなくても大丈夫」です。
夢というと少し壮大な感じになりますので、「やりたいことはなくても大丈夫」という意味でもあります。
「夢」やら「やりたいこと」は、これから色々なことに挑戦していく中で見つけていけば大丈夫ですし、見つからなくても大丈夫です。何とでも生きていけます(笑)。
だから、これから出会う色々なことに、できるだけ全力を注いてみてほしいです。
その中で、「自分は何に向いているのか」「何をしていれば楽しいのか」といったことが分かってきます。
そして、もし夢が見つかったり、すでに夢ある人は、夢に向かって具体的に目標を立てられるようになってほしいです。
夢をもう少し具体的にしたものが「目標」になってきます。
「プロスポーツ選手になりたい」という夢があれば、「中学高校の間にこのくらい活躍する」とか、そういった今現在に近い目標です。
「○○を学びたい」とかであれば、「○○大学に入る」とかいった感じでしょうか。
そうして身近な目標になったら、最後に「現実」=「今の自分」を考えてください。
「夢」ばかり見ていても、叶うものではありません。
「目標を達成して夢に近づくには、今の自分には何が足りないのか」を考えることで、「今、どうすればよいのか」を考えるということです。
そうすれば、日々の考え方・過ごし方が変わってくると思います。
勉強で言えば、「英単語を覚えられていないから、毎日コツコツ覚えよう」とかです。
「いや、だから夢とか目標とか無いから・・・」という人でも、現実は考えておいた方がいいです。
中学生であれば、ほとんどの人が高校受験があり、好き嫌いにかかわらず勉強は必要でしょう。公立高校だけでなく、推薦入試でも私立入試でも必要ですよね。
「夢とか目標とか無いので、何も考えずテキトーにしてました」では、そのうち絶対に困ります。
学生であれば、学校が与えてくれる課題を、勉強でも部活でもとにかくまずは全力でやってみる。
そうするだけでも、「自分の適性」や「努力の大切さ・難しさ」を感じることができると思います。
と、説教みたいになりましたが(笑)、まずは心身ともに健康に過ごすことが大切です。
4月は環境が変わり疲れがたまりやすいので、週末はしっかり休んでください。