国公立入試
|大学受験
明日は国公立大の前期入試です。
受験生の皆さんは、共通テストを経て、ようやく本丸にたどり着いたといったところでしょうか。
「国公立大 vs 私立大」とかよく比較されていますが、一般的には国公立大入試の方が、勉強の負担が遥かに大きいです。
私大は2~3教科で受験できますが、国公立大では一部の大学を除いて「5教科6,7科目」が必須です。
※「5教科って中学の時と同じでしょ?」とか思っているそこのアナタ。そんなに甘くないよ!
私大は受験日が複数回あり、何回かチャンスがありますが、国公立大受験は「共通テスト」「二次試験」ともに一発勝負です。
※二次試験後期が受験できる大学もありますが、難関大は後期試験を廃止の流れ。
私大入試は「選択問題」が多いですが、特に難関の国立大入試では、記述問題が多く出題されます。
一般的にはほとんどの高校生が、たどり着くことのできない試験です。まずは明日無事に試験を受けられることを、誇りに思ってほしいです。
当塾でも「二次試験対策」として、答案の作成の考え方をいくらか伝授しました。
先述しましたが、国公立大入試では記述問題がメインのため、試験の時間内できちんとした答案の作成が重要になります。
単に「自分が分かっている」だけではダメで、「自分が分かっていること」を採点者に伝わるように解答する必要があります。
この答案作成の力は、一朝一夕には身につきません。
当塾の高1、高2生にも国公立大学の志望者がいますが、国公立大入試には上記のような厳しい関門がいくつもあります。
私大に逃げるのはカンタンですが、1年後2年後の受験日を迎えられるように、コツコツと積み重ねてほしいです。
話を受験生に戻しまして、明日は遠方で試験の受験生も多いはずです。
慣れない環境や天候など、想定外のこともあるかもしれませんが、それも含めて入試です。
繰り返しになりますが、まずは明日の入試日を迎えられることを誇らしく思ってください。
あとは普通に試験を受けて、無事に帰ってくるだけ。
ここまで辿り着いた皆さんに、「失敗」なんてありません。