どのくらい勉強すればいいですか?
|勉強一般
今週から夏期講習が始まりました。
学校も終業式を迎えたところが多いと思います。暑くなってきますが、勉強に集中しましょう。
前回記事では勉強は「量から質」のイメージで、まずは色々と量をやってみることが大切だと書きました。
で、これまたよくある質問が「どのくらい勉強すればいいですか?」というもの。
先に答えから言いますと(理想は)「問題が完璧に解けるようになるまで。暗記物は覚えきれるまで。」です。
例えば定期テストであれば、出題範囲が予め定められているので、覚えるべき範囲や問題は「何も見ないで自力で解ける」ようになればOKです。
となると、人によって覚えるまでにかかる時間が違いますので、同じ量をこなすのにもかかる時間は違います。
決して一日○○時間とか、時間で区切るものではないということを知っていてほしいです。
なぜなら、時間で区切ると集中していようがダラダラやっていようが同じになってしまいます。
「今日はここまでを完璧にする」など計画はノルマでたてましょう。
厳しいことを言えば「どのくらい勉強すればいいですか?」などと聞いている時点で「勉強していない」か「楽をしたいか」のどちらかではないかと思ってしまいます。
勉強していれば自分がどのくらいやればいいのかだいたい把握できますし、「どのくらい勉強すればいいですか?」という質問は言い換えれば「出来るだけ勉強せずにラクをして志望校に行きたいのですが、それにはどのくらい勉強すればいいですか?」という甘い考えが見え隠れしています。
言い過ぎかもしれませんが、成績の良い生徒からはそのような質問はされたことがありません。
全て完璧にやったとしてもミスなどで満点は難しいでしょうし、多くの学生にとって全てを完璧にするのは困難でしょう。
(となると優先順位の高いものから取り掛かるのですが、それを管理してくれるのが塾です。この話はまた別の機会に。)
しかし「○○時間やれば良い」というものではないことは覚えておいてほしいです。
大切なのでもう一度言いますが、勉強計画はノルマでたてましょう。