先入観は「可能」を「不可能」にする
|勉強一般
お盆休み中(前)に、海の向こうでまた大記録です。
アメリカメジャーリーグで大谷翔平選手が「1シーズン二桁本塁打、二桁勝利」を達成しました!㊗
野球に詳しくない方は分からないかもしれませんが、現代野球は「投手」と「野手」と明確に分業が進んでおり、「ピッチャーをしながらバッター」なんてことはアマチュアまで、プロでは無理、というのが常識(先入観だったかも)です。
その常識を打ち破り、それどころか数々の記録を更新しているのです(これを書いている日にも4安打でホームラン!)。
今回のタイトルにしました「先入観は「可能」を「不可能」にする」というのは、大谷選手が高校時代の監督からもらった言葉です。
今は二刀流で大活躍の大谷選手ですが、プロ入り間もないころは
「ピッチャーとバッターの両立なんて絶対に無理」
「どちらかに専念した方が成績が伸びる」
など、色々とOBや評論家に散々言われていました。
並みの人なら「そうだな。」と考えて諦めるのが普通ですが、当のご本人は流されることなく「二刀流」にチャレンジしました。
その結果、今があるのです。
大谷選手が良い結果が出ているから素晴らしいとか、そんな話ではありません。
やる前から先入観(固定観念)で諦めていては、できるかもしれない可能性を0にしてしまうよ、ということです。
大人になると「先入観」だらけです。
「やっても無駄」「先例がない」「それは会社が認めない」「王道ではない」
こんな言葉、よく耳にしませんか?
学生の皆さん、保護者の方もそうですよ。
「○○高校、大学は厳しい」「どうせやってもできない」「ウチの子には無理」
勉強を始める前からこんな考えを持っていませんか?
勉強に限らずとも、何かを始める前に先入観で「無理」と決めつけていては何にも進みません。
もちろんチャレンジすれば何でもよいというわけではありません(相応の努力が伴っていないといけません)が、やる前からマイナスになりすぎないようにしたいものですね。
夏期講習も残すところ一週間となりましたが、塾生の皆さんはまだまだ伸びしろがあります。
「自分はこんなもん」とか、先入観を持たないように。