「過去問」の考え方
|勉強一般
寒さがどんどん厳しくなってきましたね。
光志館では今日から冬期講習も始まり、受験に向けて最後の追い込みに入ります。
今年も残り少ないですが、集中して勉強に取り組みましょう。
さて、今回は過去問の考え方についてです。
まず、中学生にせよ高校生にせよ自分が受ける学校の過去問は必ず買いましょう。
過去問を見て、実際に解くことで「どんな問題が出るのか」「自分はどの程度出来るのか」が分かります。
よくあるのが「公立高校が第一志望だから私立の過去問は買わない」という人。本番で面食らわないためにも買っておいたほうがいいですよ。
次に実際に解くわけですが、12月はまだ解かなくていいです。
まずは未習の単元を終え、一通り復習して、早くても1月から取り組むのがいいと思います。
そして解くときは時間を計って解きましょう。
時間の制約なく問題集のように過去問を解く人がいますが、過去問は本番と同じ時間設定で、本番のつもりで解いたほうが良いです。
兵庫県公立入試だと制限時間は50分です。50分の中での時間配分をシミュレーションしておくことが重要です。
高校生は約1か月後にセンター試験ですが、これも時間配分の練習が必須です。
それと、過去問にあまりとらわれすぎてはいけません。
兵庫県公立高校の入試問題はここ3年ほど難化しているため、難しく感じる方が多いと思います。
しかしだからと言って、基礎をおろそかにして難問ばかりに取り組むのは全くの逆効果です。
繰り返しになりますが、過去問は「時間配分の練習」と「自分が理解できていないところの確認」に使うのが良いです。
入試までまだ時間はありますから、一問一問丁寧に理解してください。焦りは禁物ですよ。