小学校との違い

|勉強一般

学校が再開され、新入生は授業にも慣れてきたでしょうか。今回は中学生に向けての内容です。

 

中学での勉強ですが、小学校とは大きく異なる点が三つあります。

① 定期テストがある

② まとまった時間、勉強する必要がある

③ 内申点(通知表)の重要性

 

ご存知の通り、中間テストや期末テストといった定期試験があります。小学校のように「単元ごとに授業の中で何度かテストがある」というのではありません。中学では「今回のテストはここからここまで」のように範囲と日時が予め決められています。

当たり前やん。。。ということなのですが、この違いに順応できない生徒がけっこう多いのが事実です。

「範囲と日時が決められている」ため、きちんとテストに挑むにはまとまった勉強時間が必要になります。「テスト勉強」というやつです。

小学校では授業後に小刻みにテストが行われるため、学校の勉強だけではテスト勉強をする機会がほとんどありません。

内容もそれほど難しくないので、授業以外で特に勉強しなくても大丈夫、といった生徒が多いのも事実です。

そのため中学での「テスト勉強」の必要性に気が付かず、小学校時代と同じようにテスト前を過ごしている中学生がけっこういると感じています。

何を隠そう、私自身も中学一回目の中間試験でほとんど勉強せず、痛い目を見た経験があります(笑)

塾も含めて「自分の勉強のスタイルを確立すること」が、中学校での第一関門となります。

 

そしてそのテストの結果を中心につけられる「内申点」、要は成績の重要性が小学校時代より格段に上がります。

公立高校を目指す場合、「高校入試本番の得点と内申点が半分ずつ」の割合で合否を判定するため、成績が将来にかなり関係してきます。

中1や中2ではイメージしにくいかもしれませんが、行きたい高校に合格するにはどの程度の成績・学力が必要なのか、意識しておく必要があります。

 

中1の方は勝手がわからないと思いますが、まずはテストで良い点を取ることを心掛けてください。

そしてテスト勉強も大切ですが、提出物は必ず出すように心掛けてください。

 

※最近はピリオド・クエスチョンマークのつけ忘れが目立つなぁ・・・