切り替えよう
|勉強一般
先週末、39の都道府県で緊急事態宣言が解除され、我らが兵庫県もついに昨日、解除されました。
少しずつ緩和の機運が高まってきていることが、街の雰囲気からも感じ取れます。
学校については9月入学など色々と取り沙汰されていましたが「小6、中3については優先して登校。他の学年も分散当校。」という案が一番有力そうです。
今年度の遅れについては「小6、中3は今年度中、それ以外の学年は2、3年にまたいで解消していく」となっていました。
個人的にも、6月よりぼちぼち学校再開の案は賛成です。今年中の9月入学は流石に無理がありすぎます。
コロナウイルスの感染が落ち着いてきていますが、おそらく普通のウイルスと同じく気候的な要因が大きいと感じています。
「高温」ではウイルスの感染力は弱まり「多湿」では飛散しにくいので、夏場に向けて落ち着いてくるのでは、と思っています。(よくネットなどで「暑い国(東南アジアなど)でも感染拡大してるから分からない」とか見ますが、そもそもの衛生環境が悪い地域では気候の影響があまり効かないのではないかと思っています)
まぁコロナウイルスが夏場に広がるかは別として、少なくともただでさえ「風邪」や「インフルエンザ」の流行る冬場よりはマシであることは間違いないと思います。経験的にも冬場の方が風邪とかひいたり、体調崩しやすくないですか?
その冬場になる前に学校を再開し、出来るだけ授業を進めておくべきだと思います。
今年の2月のことなど遠い昔のようですが、コロナがまだ関係ない頃にもいくつかの学校で「学級閉鎖」がありました。今年はコロナもあり、これまでよりも学級閉鎖になる可能性が高いと今のところは考えられます(あくまでも「今のところは」。治療薬などに期待。)。
どのくらい学校での授業を確保できるのか読めない部分が多いので、落ち着いてきているうちにぼちぼち再開し始めた方が良いと思います。
そもそも9月入学とかコロナじゃなければ言い出してないと思うけど。。。便乗して色々言い過ぎちゃうか。。。
さて、世間では「のりこえよう」という標語があるようですが、学生の皆さんには「切り替えよう」と声を掛けたいです。
受験生は特に、この休校期間を夏休みだと思って、しっかり勉強できたでしょうか?
以前の記事にも書きましたが、今年は高確率で夏期休暇が短縮されます。受験日程などはまだ不透明ですが、例年通り行われると考えて勉強を進めるべきです。
夏休みが減るということは、復習できる時間が減るということです。塾としても学校の様子を見ながらにはなりますが、何かしら例年と違った対応をしなければならないと考えています。
そして、懸念していた授業の省略化は大なり小なりありそうです。
おそらく多くの学校で「プリントの宿題で出していた範囲は授業ではやらない。もしくは軽く流す。」といったことが起こりうるでしょう。
ま、そうでもしないと中3・小6はキツキツなわけなんですが、「学力の習熟」という点においては非常にマズイことになっています。
6月まであと一週間あります。
出されている課題はやるのはもちろん、生活のリズムも学校モードに切り替えていきましょう。