通塾をお考えの方へ ~高校生編~
|勉強一般
春期講習が忙しく、前回の投稿から少し日が空いてしまいました。
申し訳ありません。
「通塾をお考えの方へ」最後に、高校生編です。
高校卒業後は色々な進路があるというものの、ココは塾のブログですから勉強について述べていきます。
まず始めに非常に厳しいことを言ってしまうと、ほとんどの高校生が高校では勉強しません。それこそ中学の方が勉強していた人の方が多いのではないでしょうか。
何故でしょう?
色々と理由はありますが一番の理由は「勉強しなくても何とかなるから」だと思います。
高校を出て就職も出来ますし、専門学校もある。大学でさえも進学率が90%を超えている時代です。
まぁ勉強や大学が全てではない、と言われてしまうとその通りなので、それ自体は否定はしません。
問題はそれなりの大学に進学したいと考えているのにも関わらず、周りと同じように勉強していないという人が多いと感じることです。
ここで大学に進学したいと考えている高校生に質問です。
① どこの大学の何学部に行きたいですか?
② 受験勉強は何をしていますか?
最低でもこの二つの質問に答えられなければ、合格は近づいてきません。
ところが多くの高校生(特に公立高校)が「高校受験と同じ」ように大学受験を考えているように思います。
「高校受験と同じ」というのは「全員同じ勉強をする」「定期テストの良し悪しを気にしすぎる」と言ったことです。
大学受験では行きたい大学や学部、難易度によってやるべき勉強内容が異なります。
大学受験では学校の成績は公立の高校受験の時ほど関係がありません(推薦は別です)。
つまり、学校の定期テストがいいからといって、いい大学に合格できるか、というとそうではないのです。
他にも「国公立か私立か」「理系か文系か」「一般入試か推薦か」など、考えるべきことは高校受験と比べてはるかに多いです。
※大学受験の仕組みについては簡単に以前載せましたので、詳細はコチラ。
勉強云々以前に、入試の仕組みすらきちんと理解できていない学生がほとんどです(失礼ながら保護者の方も同じです)。
先程「大学進学率90%超え」と書きましたが、それは「選ばなければ」という話です。
大学とは名ばかりの、大学在学中に中高の復習をして最先端の学問に触れないような大学であれば、勉強しなくても入れます(まぁ、その大学に行かないと特定の資格が取れないとか、職業につけないとかなら話は変わりますが。)
昨今は補助金の問題で私立大学も合格者数を減らしています。
例えば国公立や関関同立のような、世間的にも魅力的で、優秀な人が集まる大学は相変わらず狭き門なのです。
このような大学を目指すのであれば、当然中学よりも勉強の難易度は高くなります。
こういったことをよく理解して、勉強に取り組む必要があります。
「大学受験を考えているけど、何をどうすればいいのかわからない」
「学校の勉強はそこそこ出来るけど、このままでは何となくまずいと思う」
このように感じている方と、是非一度お話ししたいと考えています。
まずは受験に向けて、最初の一歩を踏み出しましょう。