勉強より大切なもの
|保護者の方向け
冬期講習が始まって一週間になりました。
今回は受験生も含めて多く参加してくれて、時間的にもゆとりを持って学習を進められています。
さて、いつも勉強や受験の話題を中心に書いていますが、今回はタイトル通り「勉強より大切なもの」の話です。
よく「勉強より大切なものがある!!」とかを、勉強しない言い訳に使っている人がいますが、そういうことではありません。
私が考える勉強より大切なものとは、
・時間を守る
・挨拶ができる
・人の話をきちんと聞く
・嘘をつかない、誤魔化さない
「ええ?そんなんあたり前やんけ。」と思った人もいそうです。
そうです。真っ当な人として生きていく上で、当たり前のことです。
ところができない人が多いんですねぇこれが。。。
「時間を守る」「挨拶」については塾のルールにも入れています。
信用される人間になりましょう。気持ちの良い人になりましょう。
「人の話をきちんと聞く」
これは学ぶ姿勢において非常に大切です。
今足りないものがあるから学びに来ているのであって、まずは教えられたように素直にやってみることです。
自分の考えを持つのは「型」ができてからでいいのですが、素直さが無いと順序が逆になって、上達の妨げになります。
今あげたようなことが大切にできないようでは、学力の向上はもちろん、人としても見放されてしまいます。
結局、勉強より大切なものというのは「勉強そのもの」にも大きく影響を与えているのです。
ま、子供なのでできないこともあるのかもしれませんが、繰り返し注意されてもできないとか、中高生になってもできないとか、そういった場合は塾だけでは解決できません。失礼ながら「この親ありてこの子あり」というケースが多い。大切なものへの視点がズレています。
保護者の方にはお子様の成績や学力を気にするのではなく、心がつく前から上記のことを大切にしてほしいです。
大げさではなく、それだけで学力向上につながりますから。