ここからが本当の勝負

|大学受験

大学入学共通テストが終わり、国公立を目指す人は「二次をどこに出願しようか」といったところでしょう。

思うような得点が取れた人は問題なく第一志望に出願できるでしょうが、そうでなかった人は、そのままチャレンジするか志望を下げるか、頭を悩ませているかもしれません。当塾生の言葉を借りるなら、「なかなか思ったようにとれない(得点できない)もんですね。」という方も多いかと思います。

 

一昨日から予備校のリサーチが出て、判定を調べられるようになりました。

以外に知らない学生が多いようなので、かの有名なバンザイシステムを紹介しておきます。※河合塾の回し者ではありません。

これに加えて、学校で模試を受けていたら、二次試験とのドッキング判定なども出してもらえそうです。

で、「A判定」なら合格で「E判定」なら不合格かというと、そう単純な話ではありません。

 

まず「A,B判定」などの良い判定ですが、「現時点でかなり有利な位置にいる」というだけであって、合格ではありません。当たり前ですが、油断の内容に二次試験に備えてください。

で、「D,E判定」だと絶望的かどうかというのは、DやEなどの記号だけでは分からず、「得点の分布」=「集団の中で自分の得点がどの位置か」を見る必要があります。

昨日、塾生には教えましたが、そもそもA(合格率80%以上)やらE(合格率20%以下)やらどうやって算出されているか、ご存知でしょうか?

これを知っていれば、同じE判定でも「かなり厳しい」のか「まだまだ挽回できる」のかが、かなり明確になってきます。

更には「傾斜配点」「去年の合格最低点」を加味して、考えていく必要があります。二次試験の問題内容も重要です。

とまぁ何のこっちゃ分からんという方が多いかもしれませんが、大学入試はこのように細かく見ていかないといけませんよってことです。

 

更に私大入試もぼちぼち始まるので、共通テストや国立二次を踏まえた出願を考える必要もあります。

総じて、ここからが本当の勝負、というのが本質です。

良かった人は油断なく。悪かった人は現実を受け入れて切り替える。如何にメンタルを強く保って、正しい行動を取れるかどうかで合否が決まります。

 

中3生は毎週の受験対策講座に加えて、通常授業でもより実践的な演習が増えてきました。

※私立入試までに指定の範囲が終わるのかあやしい中学があるけど大丈夫かいな。。。

応用問題をやってはいますが、分からない時は基本に返ること。人によっては入試前でも基本問題を固めた方が良い人もいます。

 

中学生も高校生も、個別にアドバイスしていきますので、しっかり聞いて勉強に活かしてほしいです。

ここからが本当の勝負!