公立高校受験の所感

|高校受験

今年の公立高校受験ですが、尼崎市は一般受験において、尼崎西校以外は定員割れはありませんでした。

すでに公表されてはいますが、合格者と受験生の人数は以下の通り。

 

・稲園 合格者数140 受験者数222

・尼北 合格者数240 受験者数284

・市尼 合格者数204 受験者数222

・小田 合格者数193 受験者数160

・双星 合格者数170 受験者数218

・県尼 合格者数240 受験者数241

・尼西 定員割れ

 

特に小田高が、ここ最近は定員ギリギリといった年もあったのですが、近年に比べて厳しかったと思います。

受験人数が多ければ難しいというわけではないので、その点はご注意ください。倍率はあくまで指標の一つです。

ただ、上記の受験者数では「第二志望」の詳細が分からないので、受験者の全体像を把握するのは難しいのが事実です。

 

また、近隣の尼崎の中学では、今年は双星を受験する方は少なかったそうですが、上記の受験者数を見ればそこそこの倍率はありそうです。

これは近隣の伊丹市や西宮市からも多くの学生が受験している、ということにつながると思います。

「自分の周りが受けていないから、きっと競争率は高くない」ということではないのですね。

 

上記の受験者数≒倍率は「毎年どうなるか分からない」というのが実際のところです。現に尼崎西高校も今回は定員割れしましたが、数年前は違います。

少し前の記事でも書きましたが、「昔(兄弟姉妹の時、保護者の時代)はこうだった」というような、過去の経験則は当てはまらなくなっています。

 

ひとつ確実に言えることは、「多少の倍率の変動に左右されない確かな実力をつける」ことが、月並みですが何より重要ということです。

中学生の皆さんには、受験生になった時に受験問題レベルの演習ができるように、コツコツ勉強して学力を身につけてほしいです。