選挙に行きましょう

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今週10日(日)は参議院議員選挙の投票日です。

こんな無名塾のブログで呼びかけて意味があるかは知りませんが、選挙権のある方は貴重な一票を無駄にしないよう、選挙に行って投票しましょう。

 

日本の選挙は長らく投票率が低く、

「政治には興味がないから」「自分が入れたところでなにも変わらないから」「面倒くさいから」

こういった声をしばしば耳にします。ですが、参加しない人に意見を言う権利はありません。

「選挙に行かない、投票しない」ということは「どこの政党がどんな政治をしても文句は言いません」と表明しているのと同義です。

 

社会の授業で習いますが、この日本でもそもそも昔は国民全員に「参政権」はありませんでした。一部の特権階級だけで決めていたり、女性には参政権がなかったり。

現在、参政権は過去の様々な活動から、投票権という形で国民一人一人に与えられています。

税金や教育・福祉など、多くの人にとって関係のあることはみんなで決めていこうと、そういう意図が込められています。

※選挙のある年くらいは、学校でもこの辺りの歴史を授業してほしいです。ビデオを見るとかでもいいと思います。

 

もちろん、全てが各個人の意見通りにいくわけありません。

100人いれば、100通りの考えがあり、全ての考えを取り入れることは難しいでしょう。

でも、自分の住んでいる国の大まかな方針やルールについて無関心である人が多いのは、非常に気がかりです。

少しでも考えて、まずは参加することに意義があるのです。先程も書きましたが、参加しない人に意見を言う権利はありません。

 

2016年から選挙権は満18歳以上が対象となりました。普通に進級していたら、高校三年生の年齢です。

分かりやすいように選挙の新聞が配られてきたり、ネットで重要事項のみのアンケートがあったり、色々な媒体で政治にアクセスできる時代です。

自分に関心のある事柄からでも良いので、少しでも政策を調べて、ぜひ投票に行きましょう。

 

そしてまだ選挙権のない小中高生の皆さんは、自分が選挙権を持ったときに、自分の意見をもって投票できるように頭を鍛えて(≒勉強して)ください。

試験に合格したり、テストで良い点を取るためだけに勉強するのではありません。

「国の新型コロナ対策について、どう思いますか?」

「ロシアウクライナ問題について、どう思いますか?」

「円安が非常に進んでいますが、どう思いますか?」

こういった問題に対して自分の意見を持てるようになるには、まずは色々な知識を身につけた上で、頭を使う習慣をつけることが必須です。

 

「日本の未来」について、皆さんに関心を持ってもらえたらと思い、今回はこのような記事にしました。

日本が良い国になることを願っています。