反復の重要性

|勉強一般

今回は勉強法について。

前回のテスト前の過ごし方でも少し触れましたが、テスト勉強の一つの方法として「問題集・ワークを反復する」というのがありました。
同じ問題を2回、3回と繰り返すことは勉強の基本中の基本です。
ところが多くの学生が、この基本中に基本が出来ていない。

授業でも反復しようとすると「もうやった」と言わんばかりの態度で取り組む生徒も残念ながらいます。
では100%出来るのかというと、決してそうではない(特に数学の計算問題に多い)。

部活動を例にとってみましょう。
サッカーのシュート、バスケットのフリースロー、吹奏楽部の演奏・・・・・
「一回できたから、もう練習しなくてもいいや」となるでしょうか?
なりませんよね。

勉強も全く同じです。
解けなかった問題を反復することで、完璧に近づけていくのです。
解説を聞いたり、回答を見たりした問題は「もう一度自分の力だけで解く」
それが完璧になって、初めて出来たと言える状態です。

反復の重要性が分かったとして「学校のワークは書き込んでて反復できないよ」という声が聞こえてきそうです。
「書き込んだ部分を隠して違う紙に解く」「一回目は書き込まずに解く」など対処法はいくらでもあります。
市販の問題集を「書き込まず」に繰り返し解いてもいいでしょう。
塾に通っている人は「塾のワークを反復する」のが良いと思います。
ちなみに当塾では、中学生は問題集への書き込みは禁止です。理由は当然「反復するため」です。

基礎の反復が強固な土台を作ります。
「完璧に出来るまで反復する」のは勉強でも部活でも(多分何でも)重要ですよ。