私立入試

|受験一般

中3生は来週金曜日が私立高校入試です。

大学入試も今週から関関同立、産近甲龍の入試が本格化してきました。

中高生ともに私立受験のシーズンとなっていますが、中高生ともに共通することと違っていることをいくつか。

 

まず共通することですが、受験する学校が専願のケースと併願(第二志望、第三志望)のケースがあります。

当然ながら、どちらの場合でも、合格できるように全力で挑みましょう。

「第一志望じゃないし、過去問は見なくてもいいだろう」などは絶対にしないようにしたいものです。

毎年塾生には言っていますが、過去問は解けた解けないもありますが、「どのような問題が出ているのか」「どのように時間配分して解いていくのか」を把握することが最重要です。

将来のことを考えれば大した値段ではないので、過去問は必ず自分で買って解くようにしましょう。

当塾でも、毎週土曜の中3向け過去問演習は、明日は私立高校の問題をする予定です。

大学受験においても同じで、やはり受験する大学の過去問は全て見ておきたいものです。各大学のHPやパスナビからダウンロードできる学校もあります。

 

次に違っているところですが、これは主に受験生ではない方に向けてです。

大学入試は高校入試と異なり、いくつか(も)の私大を受験する方が多いと思います。

こうなると受験日程が複雑に絡み合うため、受験日が重ならないように、予め綿密にスケジュールを考える必要があります。

例えば、「○○大学の方が志望度は高いから、○○大学に合格したら××大学の受験は無しで~」のような感じです。

出願は12月~1月に行われますから、実際のところはもっと前の段階で考えておく必要があります。

 

それと、第一志望を簡単に諦めないでください。

私大をいくつか受けていくと、第一志望大学の前にちょこちょこと合格をもらうことがでてきます。

そうなると人間は弱いもので、「早く受験勉強から解放されたい」と思い、「○○大も悪くない」とか逃げの考えが出てきてしまう人もいるようです。

どうか最後まで妥協しないで受験を乗り切ってほしいです。

前回記事にも書きましたが、受験に全力で挑んだ後に入った学校は、どこであっても最高になります。

 

中学生にとっても、私立高校は色々とあります。

自分がどのような将来像を考えているのかによって、選ぶ学校が変わってくると思いますので、早めに少しずつ考え始めるのが良いでしょう。

 

中学生も高校生も、全ての結果が出るまで、目の前の勉強に集中しましょう。

春は必ず訪れますから(笑)