「集団授業」のメリット・デメリット

|勉強一般

2学期も出だしが多少バタバタしましたが、無事に始まりました。勉強の方も進んでいるようですね。

コ〇ナの方はもう我々一人一人がどうしたいか、そこにかかっていると思います。

 

さて、昨今様々な学習形態があり、どういった塾に通おうか、通わせようかと考える機会が増えてきました。

大別すれば「集団授業」「個別授業」「映像授業」といったところかと思います。

一般論、私見を交えて、それぞれのメリット・デメリットを書いてみます。塾選びの一助となれば幸いです。

 

・「集団授業」のメリット

① 価格が安い ② カリキュラムが乱れにくい ③ 切磋琢磨できる?

 

 まず①ですが、一般的に個別授業よりも集団授業の塾の方が価格が安いです。※大学受験向け大手予備校は除く

これは塾の運営面の話と関わりが深いのですが、特定の時間に同時に多くの生徒にサービスできるため、単価を下げることができます。

お財布にやさしいのは、保護者の方にはありがたいですよね。

次に②ですが、塾や講師が作ったカリキュラム通りに授業が行われるため、授業の進度が乱れることはまずあり得ません。計画通りに進んでいきます。

③は明らかなメリットかどうかは分からないのですが、集団で同じ時間に同じ授業を受けることで、競争意識が芽生えやすいとも考えられます。

 

・「集団授業」のデメリット

①分からない時に質問しにくい ②分かっていなくても授業は進む ③一人一人に時間を割けない

 

①②③は同系統の事柄で連結していますね。

①は容易に想像できると思いますが、授業を聞いていて「分からんなー」となってもその場では質問しにくいですよね。なんせ自分以外も授業を受けている人が多くいるのですから、基本は遮って質問はできないです。

そして②ですが、①でもあるように自分が分かっていなくてもその場の授業は進んでいきます。また、カリキュラム通りに進むので、前の単元で躓いていても待ってはくれず次の内容に進みます。

そして③ですが、分からないから授業後に質問しようとしても、いっぱい生徒がいると一人一人に対応できる時間は限られています。どうやっても個別指導より、一人の生徒に割ける時間は少なくなります。

これらのデメリットを解消するには「授業についていけるように学力をつけておく」必要があります。

厳しい言い方をすれば、「集団授業で内容が分からない」というのはその授業を受けるレベルに至っていないのです。※逆に内容が簡単すぎても、授業に合わせて聞いていないといけませんね。

 

ハッキリ言って、学校の授業についていけていないレベルであれば、集団授業で学力が改善されるのは難しいと思います。

では「ちょっとお高くつくけど、理解度を高めて成績を上げるなら個別授業のほうがええのん?」「分からないところを集中的に教えてもらえるなら、そっちのほうが良さそうかも」というと一概にそうとも言えないのです。

 

続きは、また来週。