定期テストの考え方

|勉強一般

来週から小田北中と私立中、高校が中間テストです。

毎度のことながらきちんと準備してテストに挑みましょう。特に公立の中3生は内申点に大きく関わる大切なテストですよ。

 

「毎度のことながら」と書きましたが、中1の皆さんにとっては初めての定期テストです。

中学からのテストは小学校でのテストとは全然違います。もう分かってきた人もいると思いますが、単元ごとに授業の中でテストがあるのではなく、まとまった範囲を一気に問われます。試験範囲が配られていると思いますが、小学校で普段していたテストとは比べ物にならないくらい量があります。

よって「テスト勉強」という形で学校での授業以外に勉強時間を取る必要が出てきます。

ところが、ほとんどの生徒が「テスト勉強」をしたことがありません。小学校のテストはそれ程難しくはないので、学校の授業をきちんと聞いて内容についていけていればそこそこの点数は取れるからです。

同じような感じで中学のテストに挑んでは、ほとんどの人が恐らく太刀打ちできないでしょう。

テスト勉強に限らず、「自分の学力を上げるために、学校の授業以外でまとまった勉強時間を取る」という考え方を身につけることが、中学生での第一関門です。

かく言う私も初めてのテストで勉強をしておらず、当時の担任兼部活の監督に公開処刑されたのは今や思い出。。。

 

一方で高校生は、中学生ほど定期テストの得点は重要ではないと思われます(推薦入試を狙っているのなら別ですが)。

全生徒が「内申点と入試の得点が半々」で合否が決まった公立受験と、大学受験は全然違います。

まずは「自分が高校卒業後どうしたいのか」を考えることでスタートラインに立ち、その中で個々人が定期試験の重要性を考えて取り組むのが本質です。

一般受験で大学を狙うのであれば、極端な話、赤点を取らなければ良いです。定期テストにはあって受験には無い科目などたくさんありますから。

まぁ高1生などはまだまだ進路は決まっていないでしょうし、ひとまず全力でテストに挑んでも良いと思います。赤点を取ってしまっては元も子もないですし。

大切なのは「定期テストがいいから大学に行ける」とか「定期テストが悪いから大学には行けない」とか、そういったことではないということです。

 

暑くなってきましたが、体調には気を付けて頑張りましょう!