合格点を取る

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明日から毎週土曜(※明日11日(土)は12日(日)に変更です)に中3を対象とした「入試直前対策講座」を行います。

外部生の受講も受け付けております。詳しくはコチラから。

 

上記「入試直前対策講座」では、時間を計って過去問を解く練習もします。

以前にも書きましたが、過去問は必ず時間を計って解く必要があります。

それともう一つ重要なことがあります。それは「合格点を取る」という意識を持つことです。

なんや、そんなん当たり前やん、と思った人もいるかと思いますが、どういう意味か本当に分かっているでしょうか。

 

当然ですが「合格点」は受ける高校やコースによって異なります。

内申点が半分加味されるため、本番で何点取れば合格出来るかは人によりますが、基本的には中位以下の高校であれば半分~6割くらい解ければ十分合格出来る可能性があります。

ところが、いざ過去問を解かせると順番に全ての問題を解こうとする人がいます。そして解けるはずだった問題に時間が割けず、タイムオーバーで点を取り損ねてしまいます。

時間を計るというのはただ時計を見るだけではなく、「時間内に解ける問題を解き、合格点を取る」という練習をするためです。

試験が始まったら「まず問題全体を見渡して」「解けそうなところからどんどん解き」「残った時間で難しめの問題を考える」という順に解いていくのが正解です。

で、「難しめの問題」というのがまた考え方が大切で、一目見て、もしくは少し取り掛かってみて「これは時間がかかりそうだ」とか「これは解けそうだ」とおおよその目安を付け、解けそうなものに時間を使います。

これが正しい時間の使い方です。バカ正直に順番に解いたり、解けそうにない問題に時間を使ったりすると失敗します。

 

日本で一番入るのが難しい大学、東大の数学の入試問題は20点×6問の120点満点で構成されています。

医学部(理科Ⅲ類)を除く学科の、合格者の数学の平均点はいくらか知っていますか?「東大生なら満点でしょ」とか思っていませんか?

正解は50~60点です。※ちなみに日本一の難関中・難関高の灘も同じような感じです。

当然、東大を受験する学生はこのことを心得ていますし、他の教科で取れそうな得点も考えながら試験に挑んでいます。

 

入試は満点を取ればいいのではありません。合格点を取るのです。

塾生には毎年レクチャーしますが、実際に自分で時間を計って、考えながら時間を使う練習しないことには感覚がつかめません。

 

ここで勘違いしないでほしいのが「解ける問題に時間をかけて解く」というのは「どの問題が解けそうか判断できる」という意味に繋がります。

これはしっかりと問題演習をして、解ける問題を増やしていないと出来ないことです。

ですので過去問演習とは別に、演習問題をたくさん解いて実力をつけることがまず重要です。

 

「過去問」はあくまでも「過去問」です。

「できた」とか「できない」とか「難しい」とかにとらわれ過ぎることの無いよう、気をつけてください。